社畜の人生

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僕は、今社畜である。

多少お金はあるが、自由な時間はない。
ほぼ毎日22:00に退社し、00:00頃に帰宅し、
今日も人生無駄にしたとため息をつくそんな日々を七年近く過ごしてきた。

前回の記事



で書いた通り、
 ・僕の弱々しい見た目、
 ・人間不信のため、一人で抱え込んでしまう、
 ・そして、人に嫌われたくない
という悪循環に襲われ、気づけば社畜要因として認識されるようになった。

僕の仕事は、某メーカー系SIer企業のWebエンジニアだ。
仕事柄、不規則なトラブル、客先の無理な要望に追われることが多い。

そんな仕事の中で僕は、トラブル対処担当兼人が嫌がる仕事担当として
働かされてきた。

案の定、僕は、地獄のような日々を過ごす羽目になる。
 ・仕事をしない中年先輩社員の尻拭い
 ・突然の半年長期出張
 ・癖の強い客先との交渉
 ・短気でメンヘラの後輩社員のお世話
等々上げるとキリがない。

気づけば僕は、ストレスに追われ、時間も失い
人間として大切な何かを失っていたように思う。

トドメは、これら地獄の日々を過ごした後に上司に言われた
「お前はなんでこんなに残業時間が多いんだ」
の一言

僕は、精神を病んでしまった。

メンタルの限界

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社畜生活6年目を超えたあたりにコロナショックがやってきた。
そのあたりから僕のメンタルは壊れ始めた。

僕の会社もわずかながらリモートワークができる中で
いつもよりは、楽に生活することができるようになった。

その時に襲ってきたのはこれまでの数年間に対する深い後悔

身の回りの人間はみんな結婚して子供ができたり、
会社の休暇を利用して世界中を旅したり、
いろんな人と交流したり
僕には、ほど遠い生活する人たち

僕の心がようやく楽になり始めた時
コロナのせいで不自由を強いられる日々
もうあの頃には、戻らないかも
そのことを考えると、僕はどんどん病んでいった。

人の心は、余裕ができた時に病むとはよく言ったものだ。
僕はリモートワークが手につかなくなった。
とにかく毎日が眠い眠い。
デスクに座ることすらままならなくなった。

この状況で仕事の進捗は、どんどん悪くなっていく。

時間を切り崩す日々

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ここまで追い込まれた僕。。
本当は、ここで壊れて休職するのが理想だった。
でもそううまくは行かない。

これまで人生つらいことに慣れすぎていた僕は
最強のメンタルの忍耐力を手に入れてしまった。

仕事の日はつらくて仕方ないのだが休日はそれなりに回復した。
ここで休むべきなのに人に嫌われたくない、誰にも助けてもらえないという
根幹のメンタルで僕は休日返上で仕事をするようになる。

もちろんそのおかげで僕の仕事は何とか回った。
でも、その時はとにかくつらかった。。

気づけばコロナ明けと共にひどい鬱状態からは脱出し、
結局また一人で無理して解決させてしまった。


人生を変えよう

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この地獄の日々を乗り越えて少しして僕は、決心した。

「人生を変えよう」

僕は、これまで何度も今の会社を辞めたいと思った。
過去の経験



そして他の人に嫌われたくないとか
この仕事はやり抜かなきゃという謎の責任感
そして何より転職で失敗したくない
という思いから30中盤に差し掛かりそうになるまで行動できなかった。

でもそんなのどうでも良くなった。
人生何が起こるかわからない
コロナみたいなのが来て自由を失うかもしれない
明日突然事故で死ぬかもしれない

そう思うととにかく行動してみたいと思った。

そして僕は動き出した。。。。